オンデマンド印刷には製版処理が不要と言った特長が在ります。製版処理と言うのは、印刷に使う刷版を作る工程で、オフセット印刷や平版印刷などのような一般的な印刷に必要となるスタンプのようなものです。因みに、オフセット印刷と言うのは刷版にインクをつけてからローラーに転写させ、ローラーに紙をつける事で印刷が出来る手法で、平版印刷は凸版印刷とも呼ばれている印刷手法で、刷版の凸部分についているインクを紙に転写させる印刷手法になります。これに対し、オンデマンド印刷はパソコンでページレイアウトを作成すれば、専用の印刷機を使って出力を行う方法で、パソコンからプリンターで印刷を行うのと同じような間隔で印刷物が製作出来ると言った特長が在ります。

この特長を生かすことで、ページ単価をおさえた形で印刷物の製作が可能になるため、小ロット数の印刷物などで、10部ずつデザインを変えて印刷をする場合でも、費用コストを抑える事が出来ると言うメリットが在ります。通常の印刷の場合、10部ずつ10通りの印刷物を製作する場合には刷版が10種類必要になりますが、オンデマンド印刷の場合はデータを10種類作成する事で印刷が可能になること、ページの背景色を10色に分けて印刷を行いたいと言った場合などでは、1つのページレイアウトをコピーして、背景色をそれぞれ変更すれば印刷が出来るため、バリエーションを変えて印刷物を作りたい時など、オンデマンド印刷の特長が効果をもたらせてくれます。

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